第6章 パンクハザード
シーザー「この島に滞在したいだと?」
ロー「あぁ、この島と研究所を自由に歩き回れるだけでいい。」
私はローの隣に座って、シーザーとの会話を聞いていると、強い視線を感じ気になってそこを見ると、モネが私を見ながら何か考えているような顔をしていた。
私の視線に気づくと、モネがニコッと笑って思わず視線を外した。
なんだろう……
ロー「俺もお前らの役に立つ何かをする……俺たちがここにいる事は誰にも言うんじゃねぇ……ジョーカーにもだ」
シーザー「訳知りじゃねぇか…フフフッ、何故そこまで知っている?」
ロー「何も知らねぇド素人が飛び込んでくるのと、どっちがいい?」
シーザー「シュロロロロッ、まあいい、信用は出来ねぇが害はないかもな……なぁ、モネ?」
モネは読んでいた本を閉じて、私たちを見る
モネ「そうね、ノースブルーとイーストブルー出身……オペオペの実とウルウルの実。ロー、あなた医者なのね。この島には毒ガスでやられた囚人たちがいるんだけど、治せる?」
ロー「…あぁ」
モネ「それと……モンキー・D・ルミィ、噂では聞いていたけど……海賊女帝に負けないほどの美しさね」
私がハンコック様に負けないほどの美しさ……?
ないないない!!!
モネ「フフッ、私あなたに興味があるの。これからよろしくね」
『よ、よろしくお願いします。』
ロー「おい、ルミィは俺と一緒だ。他の奴とは行動させない」
モネ「あら、束縛が激しいのね。」
ローは私の手を引いて、部屋を出た