第2章 しゃんしゃん
「···うっ」
目を覚ます。
嫌な汗をかいたかんじがする
(···あの声、優しさ··どこかで)
「ん?」
自分の手に違和感を感じ目線をずらすと
「すぅ···すぅ···」
「···彩華」
彩華が俺の手を握り寝ていた。
「やっぱり小さいな」
「··うっ··う"~~··ん、んがっ!あっ起きました?すみませんちょっと仮眠しちゃいま··ってロナルドさん汗が酷いですね!着替えますか?着替えは確か···」
「····」
「よし!着替えますか、とりあえず脱いでください」
「襲うのか?」
「ばかルドさん。」
「からかっただけだろ」
ふわっ
「全く、あなたは···」
「···母さんみたいだな」
「そうですか?いつもロナルドさん私の事"ポメラニアン"って言うじゃないですか··」
「···熱で頭が回らないんだよ」