第7章 くりーん
がたん
「さっ座って座って!」
「何すんだよ··!」
ふわっ、なでなでふわふわ
「私が小さい時こうしてお母さんが頭を撫でてくれたんです。その時の私はきっと今のロナルドさんみたいに恥ずかしかったんですね」
「ーー··うるさい。//」
「ロナルドさんは頑張ってますよ。」
「····!」
「毎日。人を守るために戦って偉いね」
「そりゃ。そうだろ···(微妙に言葉が違う)」
「生まれてきてくれてありがとう」
「ーー!」
何時ぶりの言葉だろうか。
毎日戦って、疲れて帰宅していたが
あいつと出会ってから色々と変わったんだ。
幸せな事なのに
その言葉が欲しかったんだな。
ぱっ
「落ち着きましたか?···あらら」
「すぅー···」
(寄りかかったまま寝てる。私が大変ね)
まだ帰れなさそうだな。