第6章 だむ
「君は私と違い年月が短い。もし··君が良ければ御祖父様に話してずっと生きれる薬を頼もうか?」
「み?」
年月がみじかい?
ずっと生きれる?
その時貴方と貴女は?
「まだ分からないよね、今の話は聞かなかった事にしてくれないか?··もしの話だから」
「みゃー、み」
何故ドラルクさんは悲しそうな声で私を撫でるのかな?
先なんて分からないでしょ
よじよじ
「さっ、さやかちゃん!?」
プチュ
「みゃー」
先を見るより"今"を見ていきましょ!
「そうだね。みんな、ありがとう」
✿✿
ガチャ
「帰宅した···彩華?」
しー
「ロナルドさん来てください」
「····」
すたすた
「見てください」