第6章 だむ
わたしは拾われた。ねこ
名前は『さやか』
道端で貴女に出会って、貴方に拾われたねこ
のこのこ
「のこ!」
「にゃ」
この子はノコちゃんと呼ばれてる生き物
かぼかぼ
「かぼ!」
「みゃー」
このこはかぼちゃと呼ばれてる生き物?
この子の上で眠るの私は好きよ。
「ヌー」
「みゃ」
このこは···
ひょい
「こらこらジョン。さやかちゃんがびっくりしちゃうよ」
ジョンと呼ばれてるふたりの大切な✿✿の友達
「こんにちは。さやかちゃん」
すりすり
「なー」
この冷たい手で私を優しく撫でる人は
ドラルクさんという人よ
なでなで
「君は優しいんだね」
ごろごろ。
「みゃー」
ドラルクさんは時折難しい話をする