第6章 だむ
「ドラルクさんの膝にさやかとジョンくんが寝て、その両隣にノコちゃんやかぼちゃくんまで。写真撮影しますか···」
「そうだな」
✿✿✿
すっ
「やる」
「これは?」
「彩華が隠し撮りしたスクープだぜ」
ぴらっ
「彩華くんが?脱稿ハイのロナルドくん···!?///」
「良く撮れてるだろ」
そこに写るのは私を囲むみんなの姿だった
「最新機種のカメラだからよ別に力入れなくても簡単に写るんだぜ」
「ロナルドくん」
「なんだよ」
ほわっ
「200年以上生きてるけど君達と出会えて私は幸せだよ」
「当たり前だろ」
わたしの名前は"さやか"
私の事を優しく撫でる冷たい(暖かい)手の主は最近凄く幸せそうだ