第13章 ×××
昔の記憶は
兄貴とヒマリ3人で手を繋ぎ歩いた
ひとつの海が怖かった記憶がある
でも兄貴が
『安心にゃぁよ』
その笑顔を見て進めたけど
今は
俺が隣にいなきゃ消えそうで
「ロナルドさん!イルカいますよ」
「尾ひれがデカイんだな」
ぴとっ
「いくら姿形が大きくても心は優しいんですよ。刺激をしなければイルカも怒りませんよ」
「···俺はすぐ殴るし」
「それはツッコミですよwwwでも殴るのは程々にしましょうね」
(あの人の場合は銃とナイフにあまり使わない刀)
「····彩華」
「ん?どうしまし··」
チュッ
『·····』
「なんか、キスしたくなった··//」
「·····」←フリーズ
「えっ!?嫌だった?!」