• テキストサイズ

森の子·家の子

第6章 アブラカタブラ


 
(まだ終わりまで時間あるわね、ドラルクさんに電話しよ、今あの空間はいたくないし)



✿✿✿

きょろきょろ
「あれ?すみません、護衛を見ませんでしたか?」

「いえ、見てないです」

「ありがとうございます(どこ行ったんだろ)」

広い部屋だから見つけるのが大変だ

どくん···どくん···
(彩華、どこにいるんだ···)

「ロナルド様」

「はい(先程の婦人)」

「護衛さんなら用があると部屋を出ましたわ」

「そうですか、ありがとうございます」

「あの」

「何か?」

「最近のロナルドさん、凄く表情が明るくなりましたね」

「ーー···っ、嫁のおかげです」

ダッ··


✿✿✿

「ドラルクさん」

『どうしたんだい?』

「··森にいた時に歌ってくれたお星様聞きたい」
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp