• テキストサイズ

夜の吸血鬼

第5章 いかり 学生夢女



「あっ。そろそろ帰らないとお母さんの雷落ちちゃう···」

「いつの時代のセリフ···」

「ロナルドさんは自分の屋敷に帰りますか?」

ひらひら
「あぁ!帰る前にドラルクさんに聞きたい事あるからここでバイバイだな」

「わかりました。それでは失礼します」

パタン


「で、私に何を聞きたいんだい?」

「ドラルクさん。俺は彩華が好き」

「それは分かる」

「だから··たまに溢れるドス黒い感情が分からないんだよな···まるで彩華以外を消そうとする」

ぞわっ
「それは何時から気づいたんだい?」

「んー··前に彩華と帰り歩いて下等吸血鬼に捕まった後かな。彩華を抱き上げ歩いていたら同級生とやらに見つかってな!」

(あの王子様の子かーー···)
/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp