第5章 いかり 学生夢女
(ただこの前こっそり君の学校に忍び込んで劇の1部見ていたけど···あの時のロナルドくんからは密かな怒りを表していた)
むむむ
(彩華くんがロナルドくんの事を好きなのは私でも分かるが···間違ってはいけない)
危険度Aであり真祖で無敵の吸血鬼ロナルドであるのだから
「彩華くん」
めりめり··ぽん!
「もきゃ!」
「はい!」
「色々あると思うが··ロナルドくんの事をちゃんとみてあげるんだよ?」
「?··はい(なんだろ今の言い方)」
「俺は彩華の事ずっと見てるぞ!」
「そうだな、ロナルドくんに至っては吸血鬼だとバレないようにするんだよ?」
「···もしバレたら?」
「バレたら···記憶を消すしかないだろうね」
にこっ
「そうする(悪いねドラ公)」
一度彩華の同級生に見つかったんだよね、だから記憶を消したよ?
ぽめぽめ
(彩華を帰らせてドラ公に聞いてみないとな)
嫌な奴等を消していいか