• テキストサイズ

夜の吸血鬼

第24章 ちゃいな ◆夢女



「お腹は減ってる?」

「まだ減らない」

「そしたらまた一眠りして起きたらお粥食べましょうね、それまで手を握りましょ」

キュッ

握られた手は冷たくて、やさしくて


うつら、うつら···
「··かぁ··さん··すぅ···すぅ···」

(熱で私をお母さんと思ってるんだな。今だけは君のお母さんでいようね)



『○○○おいで』

『○さん!』

ぎゅっ!
『あらあら、○○○ったら』

『凄く幸せな顔してるじゃないか』

ふっ
「うん、···会えた··」

目を覚ますと両手を握ったまま寝てるお姉ちゃんとお兄ちゃんがいた

(···あったかい、手)
/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp