• テキストサイズ

夜の吸血鬼

第24章 ちゃいな ◆夢女



すたすた
(あの子は私達みたいな世界に踏み入れてはならない)

でもお兄さんが退治人なら近い未来



ガチャ
「ただい」


「彩華!子供が!」

「ま···!?」



退治人になりそう




ぴちゃ
「うぅ···ふっ」

おろおろ
「空飛んでいたら急に体が熱くなったんだ」

「よく見てくれましたね。多分私達が出会う前あたりに悪い奴等から殴られた時の傷から菌が入ったんですね(怪我は大分よくなったけど油断していたわ)」

「治るか?」

「治りますよ」

「こいつ見てると··すげぇ離したくないんだ。」

「仲良しですもんね」

「··日出男が」

「ーー!」

「兄ちゃんと妹と暮らすのも好きだけど、俺達とも暮らしたいって話してたんだ。まだいるよな?」

「まだいますよ」

(···欲しいのか、はたまた)
/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp