第24章 ちゃいな ◆夢女

「何か心当たりでも？」

「いえ､実は··」

「それなら確かに納得いくね､まさかロナルドくん··力で見たのかな？」

「何となくやりそう､(だからお願いしたんだな)」

「で､今日はいないんだね」

「なんか日出男君の事を弟のように感じてるのか一緒に遊んでますよ」

ほろり
「ロナルドくんも立派なお兄さんになったんだね···｡」

「日出男君も妹さんの面倒も見なきゃいけないしお兄さんは退治人､そりゃ甘えるのが足りないのは理解しました｡だから今は"家族"として日出男君の体調を戻します」

ほろり
「彩華くんも立派なお母さんになったね···」

あわわわ
「そんな！///」

「あの出会いから色々とあったからね｡···でもいつかは日出男君との別れも覚悟するんだよ？」

「はい､日出男君はまだ私達の世界を見るには早すぎますからね」