• テキストサイズ

夜の吸血鬼

第17章 夢と嘘 ✿



やっ
やってしまった····!

今からでも遅くない。

「ごめんなさい!、でも理由を聞かないとその腕を離す事は···!?」

ざばっ
ぎゅ···
「彩華なのか!?」

「え"!?··えと··」

ふよふよ
「彩華くんだけど違う彩華くんだよロナルドくん」

「なっ!··だってこんなにも似ていて···っ」

「私は確かに彩華ですけど、違う世界の彩華です。ロナルドさんが見ていた彩華さんとは違うんです」

「それでもいい、会えてよかった···」

「ロナルドくん、一度上がろうか」

「そうだな··」

「ロナルドさん」

「なんだ··?」

「何故、貴方の心臓は··」





ふっ
「聞こえない··?」

目を覚ますと見慣れた天井

隣に目線を動かすと私を抱きしめたまま寝てる


「ロナルド、さん···!」

思わず心臓に耳を当てる





とくっ
とくっ··


ほっ
(よかった、生きてる音が···)


ばぐん
ばぐん

(··する?··いや、しすぎ!)


そろーー···
「····oh......」

「何急に甘えてるんだよ···//まぁ、昨日の夜もふぐも「言わんでええ!///」
/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp