第17章 ●甘い暴力 Erwin

しかもフィンはさっきより
スムーズに口に出し入れする。

上達が早い。
関心している隙もなく、
下半身が脱力するような快感が続く。

「・・・・フィン・・
もうッ・・やめてくれっ・・・・。」


「やめて・・・・ほし・・・・いッ？」

口を上下に動かして
肉棒を飲みこみそうにじゅるりッ。
と音を立てながら激しく動かすフィン。


「・・・・・はぁッ」
フィンが肉棒を糸を引きながら口から出した。
よだれが口元に光る。


「やめようか？
でも・・・・ナイルのこと
起こしちゃうかもね・・・？」

フィンは悪魔のように微笑んで囁く。


「やめないで・・・・くれッ」

エルヴィンが言い終わる前にまた
フィンは自分の口の中に肉棒を咥えこむ。

｢エル・・・ヴィ・・・
おっきい・・・ふっ・・んッ｣
苦しそうに顔を歪ませながらフィンの唾液が
エルヴィンの身体に垂れ込んでいく。


「うっ・・・はぁッ・・・
うっ・・・・・」
自分の肉感的な声が屈辱的だ。


じゅるるっと音を立てながら
フィンが首を大きく傾げ咥える。

フィンの指先が、
エルヴィンの大きな膨らみを持つ袋にあたった。

「うぅッ・・・・」
情けない声が部屋に鳴り響いた。


フィンの指先が袋にまた触れる。

身体が大きくビクつく。

「ここ・・・すき？」
エルヴィンの身体がガクガクと震える。


フィンは喉の奥まで
肉棒を咥えこんで、ゆっくりと動かす。
指先は袋をくすぐったり、揉んだりする。



またぶるぶるっと肉棒が震えはじめる。

「・・・でるッ？」

フィンの声がさらに限界を促す。

「・・・・でそうだッ。」
エルヴィンが腰をくねらせて
フィンの口から逃げようとする。

フィンはしっかり咥えこんで離さない。


「・・っフィン・・・・
ぅッ・・・・はぁッ」
エルヴィンの達した声が響く。

フィンの
「・・・・・・うぅッ。」
と小さく漏れ出る声。


フィンの口に出してしまった。

赤く染まった頬とうるんだ瞳が
恍惚とした表情にさせている。
フィンを見ると、
口から白い精液が大量にあふれていた。


続けて出したとは思えないほどの
量にエルヴィンは苦笑いを浮かべる