第17章 ●甘い暴力 Erwin

エルヴィンの大きく反りあがったモノが
フィンの手に握られる。


ぎこちなく、握られる。

大きく硬くなりなりすぎた。

フィンの触り方がお世辞でもうまくない。

時々エルヴィンは痛みを感じながら
快感に体を震わせる。


フィンも手を痛そうに
顔を歪ませる。

「フィン、手の傷が開くから
やめるんだ・・・・」
エルヴィンが顔を歪ませながら呟く。



フィンは無言で固まる。

手の動きが止まった。



「・・・・手錠を外してくれないか・・・。」
エルヴィンが懇願するように呟く。


フィンが下半身へと沈んでいく。

先に下着を直すのかと思ったが、
様子が違う。

まさかと思いエルヴィンが
「・・・・・フィン、
なにす・・・やめっ・・・。」
途中から言葉が出なくなる。


下を見るとフィンが
自分の亀頭を咥えている。

フィンは少し恥ずかしそうに
ぺろぺろと舐めくる。


「・・・・フィン・・・
はぁッ・・・・だめだ・・・ッ」

エルヴィンの息が上がっていく。

ちゃぷッ……いやらしく吸い付いたり飴玉を舐めるかのように肉棒の先端部分を刺激される。
エルヴィンは目を細めながら甘い吐息を漏らす。
貫くように躰を快感が突き抜ける。


フィンはどこまで咥えたらいいのか
分からない様子で、カリ部分を舌先で舐めてくる。

焦らされているようでエルヴィンはもっと奥までフィンに咥えてほしいと強く願った。
フィンは、ぺろぺろと優しく肉棒を舐めていく。

｢フィンッ……はぁっ｣

我慢の限界でじれったくてたまらず、
エルヴィンは
「歯をッ・・・立てないように・・
もっと奥までッ・・・・」
と懇願するように吐息混じれにフィンに呟く。


フィンがじゅるるッと
いやらしい音を立てながら
口の中に納まりきらない、
自分の肉棒を咥えこんでくる。


屈辱的な格好で、年下の女性にこんなことをされて
いつもより感覚が鋭い。
｢くぅッ・・・はぁッ｣
エルヴィンは眉をさげながら顔を歪ませ、
情けない声を口から漏らす。