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〜絆〜好きならば…
第20章 千里のぶりっ子度
クラスの子の事で愚痴を言うなら、千里の話題ばっかりになる。
当たり前だ。
誰があの子の事をいい子だ、可愛い子だって思うか。
実際、千里は全くと言っていいくらい可愛いくない。
それなら、美愛の方が断然可愛い。
千里が着てる服達が可哀想だ。
「あ!そうだ、里奈!今度の日曜空いてない?」
「あー。空いてるけど…。」
「キューモ行こーよ!」
「えー。またあそこー!」
「いいじゃん、いいじゃんっ!」
行く事になってしまった…。
気分は晴れない…
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