第37章 内緒が内緒でなくなるのは何故っ!?〜番外編〜
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童磨「邪魔しないでくれないかい?早くこの子を食べたいんだよね。それとも君を先に食べようかな」
まゆ「残念ね、誰も食えないわ。アンタはここで死ぬからね」
私はカナエを回復させ、自分のアストラルサイドに隠した。上弦相手にカナエを庇いながら剣術だけで対応出来るとは思えない為、苦肉の策だ
童磨「あれ、花柱の女の子が消えた…君が隠したの?そして君の気配が少しおかしいのは気のせいかな?」
まゆ「気のせいではないわ。氷結弾(フリーズ・ブリッド)!」
力ある言葉とともに蒼く輝く光球を生み出される。打ち出された光球は童磨を中心に周囲を凍結させた
童磨「わぁー、君は俺と同じ氷系の鬼なの?でもさっきは火だったし不思議な子だ。それにしても動けないから解除してもらえないかな」
まゆ「鬼ぃ?一緒にしないでほしいわね。アンタはこのまま陽の光に焼かれて死になさい。見ててあげるわ!楽しみだわー、アンタが陽の光に焼かれてもがき苦しんで灰になるのがね。フフッ」
人間にとっては同じ様なもんだけどね。人食いはしないけど!少なくとも私はね…
童磨「そんな酷いことを言わないでおくれよ。女の子に意地悪されると流石の俺でも泣いちゃうよ。そして何もない所からいきなり現れた君は一体何者なのか…」
まゆ「何者かなどアンタに言ってやる義理もないわ。泣くならどうぞご勝手に。巌勝さんが言ってた通りのウザい男ね」
この前巌勝さんに上弦について話を聞いたの。そしたら上弦の弐について『笑顔がきな臭い。女食うのに必死。言動も行動もウザい。ついでに鬼舞辻無惨にも嫌われている』だそうだ
童磨「巌勝って人随分失礼だね。誰だい?それは」
まゆ「それは秘密です♪まっ、アンタに言ったところで何もないけどさ。それより抜け出す方法考えなくて良いのかしら(笑)」
ペラペラと鬱陶しいわね…早く夜が明けないかしら。こっちはカナエを早く休ませてやりたいのよ
童磨「んー、困ったね…まぁ、後でゆっくり解除するとしよう。このままだと君か言った通りになってしまうからね。」
まゆ「はっ?」
何言ってんだコイツ!?
童磨は『琴の君頼むよ』と言って消えた
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