第36章 赤ちゃんと…
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まゆ「不安だわ…巌勝さん手を握ってて?むっ………キタキタキタキタキタっ痛てぇーっ!!イキナリ過ぎるっ」
ゴキっとエグい音と共に巌勝さんから「い"っ!?」という声があがるが、生憎私はそれどころじゃないので我慢してね?
メスケネト「ふむ、イイ感じじゃな。赤子は直ぐソコまで来ているぞ?」
ヒャクメ「巌勝さんは手が逝ったのねー♪」
縁壱「もう少しだ。神様どうか赤子に祝福を…」
エイレイテュイア「今祝福してる最中なのだが」
美月「お母さん、少しは根性みせてよね」
ヒャクメ達の訪問から約一刻程が過ぎ、無事に赤子が産まれて周りは赤子大フィーバー
そして大フィーバーが落ち着いてきた頃、メスケネトとエイレイテュイアが帰って行った。ヒャクメはもう少し私と赤子の様子を見てから帰るらしい
美智乃・智勝「「うにぃぃーほにゃぁーほにゃぁー」」
それから少しして、お腹が空いたのか双子が一斉に泣き出した。因みに私は自分をヒーリング中である
巌勝「産まれたての泣き声の可愛さよ!今のうちに堪能せねばっ」
ヒャクメ「そのうちに力強くなってくるのよね〜」
縁壱「腹が減ったのか、まゆ乳をあげっ…?」
槇寿郎「まゆの奴、白目を剥いてるが大丈夫なのか?」
はい、ヒーリングしながら白目を剥く女とは私の事です
まゆ「ちょっと待って。痛かったから…マジ痛かったから…」
美月「こんな事もあろうかと、持ってまいりました哺乳瓶と粉ミルク。作って来るからおじっ…じゃなくてパパとお父さんで飲ませてね。お母さん何故かヘロヘロだから」
いやー、流石私の娘よね♡よっ、救世主♪
槇寿郎「俺もミルク飲ませたい…」
その後は巌勝さんと縁壱さんが1人ずつにミルクを飲ませ、更にはオムツに着替え等を全てやってくれた。父上もミルクをやりたそうにしてたけど、明日もあるから先ずはパパ達からね(汗)
次の日、時透兄弟を含む私の家族が大集合して子供達の間で赤ちゃんの取り合いになり、物凄く賑やかだったのはまた別のお話
あっ、美智乃も智勝も巌勝さん似よ♡
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