第20章 LOVE×中毒
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まゆ「ふぁぁ〜よく寝た♪」
今日の目覚めは最高だわ!何せ愛する巌勝さんと縁壱さんに挟まれて寝たんだもの♡
両隣を見ると、そこには愛しい人達の寝顔が見られるの。幸せよね♡
まゆ「あれっ居ないっ!」
考えてみたら、私が先に起きられるわけなかったわ!テヘッ
まゆ「目覚めの接吻がしたかったわ…こう、ベロベロと深いっといのというか…ムホっっとするやつ。でへへへっ」
ドカンッ
一ノ瀬「朝から気色悪い。朝の澄み切った空気が穢れるではないか」
まゆ「バイオレーーーンス!!縁壱さんという嫁に優しく起こされる甘い朝は何処行ったぁぁぁ」
そんな甘い朝など無く、見事に畳と深い接吻をしてしまったわ…あぁ痛い
まゆ「ぐほっ!?引き摺るなぁぁぁ!」
一ノ瀬に引き摺られ居間に行くと、既に朝餉が出来上がっていた。縁壱さんが作った御飯は超絶美味しいから楽しみ♪
縁壱「おはよう。寝癖がついておるぞ」
チュッ
まゆ「おはよう♪愛してるよ♡」
縁壱「ん、愛してる」
私の頭を撫でながら微笑む縁壱さんが、超絶格好良すぎる!!私が求めていたものはこれなのよっ♪間違っても部下からのバイオレンスなんて求めてないわっ
まゆ「ねぇ、巌勝さんは?」
縁壱「兄上なら井戸に顔を洗いに行った筈だが」
まゆ「寂しいよぉ〜」
縁壱さんが「まゆは寂しがり屋だな」と、頬に口付けをしてくれた。優しいわよね、誰かさんと違って
一ノ瀬「おい、口に出ていたぞ。寂しいのは脳味噌の皺だけにしておけ!脳味噌の皺ツルツル女め」
アダ名と言うより悪口だと思う。って言うか長くないかしら?
まゆ「私の良い気分壊さないでよね。千年独身貴族」
私は縁壱さんに抱き締められているっ♡むはははははっ
一ノ瀬「貴様ぁ…」
一ノ瀬の地獄を這う様な低い声。怖くなんかないもん!!…わよ…言っとくけどね、決して部下が怖いわけじゃないのよ?
黒死牟「遅れてすまぬ、朝餉にしよう。まゆおはよう」
まゆ「巌勝さんおはよう♡朝からカッコイイ〜♪おはようのチュウして♡」
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