第18章 三度目の正直
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黒死牟「なら良いが…」
まゆ「巌勝さん寝ましょう。明日から、また任務がガンガン入るから。縁壱さんも!」
布団での並び順は、当然の事ながら私が真ん中。私の右に巌勝さんで、左に縁壱さん♡
したいなーしたいなーしたいなー………ダメだけど
黒死牟「あぁ、おやすみ」
縁壱「兄上おやすみなさいませ。まゆ、おやすみ」
まゆ「おやすみ♪」
巌勝さんが私に覆い被さって深い口付けをする。巌勝さんに続いて縁壱さんも…
まゆ「んっ……ふはっ…あっ♡」
黒死牟「感じたのか?フッ…」
オヤスミの口付けが激しいとか寝られなくなるんですけど?終いには首筋とか耳にも!口付けならば、どの場所にしても良いとか考えてる様ですね
まゆ「はっ、ぁ…んぁ…」
縁壱「厭らしい顔だな、我慢出来なくなる…」
むぅ…したのは貴方達です!!
ヤラレっぱなしは解せないわ!
まゆ「意地悪するなら私が襲うよ♡魔力の縄で縛って、中途半端にアレを咥えるぞコラァーーー!!出したくても出させないし、文珠使ってでも絶対にイかない様にしてやるから!」
黒死牟・縁壱「…お前は悪魔か!?」
まゆ「正真正銘、とびっきりの悪魔ですが何か?」
何を当たり前の事を言ってるの?地獄を統べる魔王から言わせてもらえば、その程度は生温いと思うわ。アハハハハハハハッ
言わないけど(笑)
黒死牟「まゆの底意地が悪くなってる気がする」
縁壱「魔族に戻ってから度々有りましたから、諦めた方が宜しいかと」
黒死牟「縁壱、苦労したのだな…」
縁壱「はい。あっ…いやっ、それでも幸せですよ?」
二人の愛が、よーく伝わる会話よね♡
まゆ「……もう、知らない。おやすみ!」
縁壱「そう拗ねるな…愛してるよ」
黒死牟「私は幸せだ。だから機嫌を直してくれないか?」
そんな事を言うもんだから「仕方ないなぁ」って言うと、二人はホッとした顔をして私を抱き締め、三人で眠りについた
こうして私達の怒涛の一日は終わった
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