第2章 鬼vs.宿敵 地獄大一番
シロ「......。...そうだよ桃太郎......」
シロ「もうやめようよ...。プライド守るのに必死だったんでしょ?」
ルリオ「桃太郎...俺も色々言ったけど本当はアンタが好きだから一緒にいるんだ。でもな」
ルリオ「過去の栄光にさァ...いつまでもすがってちゃダメなんだよ......。『桃太郎だから鬼に固執する』なんて間違ってる」
桃太郎「お......お前達......」
貴方「あの、よければ犬猿雉さんは不喜処地獄へ就職しませんか?」
柿助「えっ...」
鬼灯「そうですね。最初は契社三ヶ月後正社で」
「いいんですか!?」
シロ「鬼様!鬼灯様!瓜美様!」
桃太郎「コラーーッッ!!」
鬼灯「貴方にもぜひ転職して頂きたい就職口があります」
桃太郎「え」
地獄には、二百七十二の部署がある。その中には獣による地獄もある。
先輩「罪人の血の味を覚えるのだっ新入りっ」
シロ「ハイ先輩ッ」
鬼灯「不喜処の従業員不足はこれで解消しましたね?」
獄卒「ハイッ!」
ちなみに桃太郎は
鬼灯「どうですか調子は」
桃太郎「あっ...おかげさまで...柴刈りは家業でしたし天職です!」
貴方「良かったですね」
その後、天国の桃源郷で頭角を現したという