第2章 鬼vs.宿敵 地獄大一番
桃太郎「あっ...イヤ待って...暴力は良くないよねっ......」
怖気付いた桃太郎
鬼灯「地獄なので暴力で解決しましょうよ」
桃太郎「...まずはお前達、試しに行ってくれっ...」
犬「えーイヤだよ」
猿「ずるいー」
貴方「何かモメてますね」
獄卒「あ」
鬼灯「犬が出てきた」
犬「ウ~自信ないなぁ...」
桃太郎「シロッ!とりあえず何か挑発しとけっ!」
シロという名らしい
シロ「えーんーと」
シロ「かっ...亀みたいなツリ目ッ!」
鬼灯「ソフトバ●ク!!」
シロ「それだけは言われたくなかった......」
「シロが撃沈したァァァ!!」
猿「クッ...クッソー今のはひどいっ」
雉「負け犬シロの仇っ...我らが!」
シロ「...負け犬言うな...」
柿助「チームのブレーン柿助!」
ルリオ「ロケットランチャー雉のルリオ!」
鬼灯「柿助....?...ああ貴方...確か600年前カニの御一家から傷害罪で訴えられてますよね」
貴方「謝りましたか?」
ルリオ「オイどうした!?」
柿助「過去の...過去のあやまちは許してくれ....」
貴方「貴方は思ったよりデカイ鳥だなー...と思った以外、特に何もありません」
ルリオ「雉って....」
桃太郎「うわァァァア同士ィィイ!?」
ルリオ「桃太郎よぉ...やっぱ鬼は強えよ......」
シロ「ムダな喧嘩は売るもんじゃないね....」
桃太郎「おのれ鬼めっ...所詮は血も涙もない奴よっ......桃太郎の剣術受けてみよ!」
鬼灯が前へ出た
桃太郎「あっ」
当然の結果である
柿助「まあ.....そりゃあな...」
シロ「たとえ剣豪でも金棒一振りされたら剣折れるよね......」
桃太郎「イヤァァァア」
鬼灯「何で鬼ヶ島で勝てたんでしょうこの人」
シロ「イヤァ正直あの時、鬼ベロッベロに酔ってて...」
桃太郎「バラすなーー!!」
柿助「若さと勢いとビギナーズラックだよな......」
桃太郎「オイッ」
シロ「そりゃあ村のみんなは喜んでくれたし俺達も誇らしかったけど...」
柿助「その後うぬぼれちゃったよなー」
鬼灯が桃太郎の話に呆れたらしくビンタをした
鬼灯「貴方、せっかく英雄として生きたのに死後こんなことしてて......情けなくないですか?」