第42章 神代あの世革命
鬼灯・貴方「「そんな訳ないでしょう
私たちも人の子ですよ」」
唐瓜「人の子って……」
鬼灯「いえ……本当に人の子だったのです」
貴方「大〜〜〜〜昔の話ですがね」
八岐大蛇さんが現世にいたくらい昔のことです
とある山奥の村で......
「雨が降らぬ....!いけにえを出そう!」
「うちは嫌だぞ」
「うちも嫌だ」
「「丁」は?」
「そうだ 丁の奴がいる」
あの頃はよくある話です
「いいのがいてよかったなあ」
「みなしごだし元々この村の者でもないしな」
「恨むなよ 丁」
丁「よいのです 今の時代はこれが人の心を休める方法 恨みなぞありません
.....もしもあの世というものがあるのなら村の奴らの死後 なんらかのせいさいをくわえる.....」
村人「「「「(なんか今怖いこと言った)」」」」
丁「さようなら皆さん ごきげんよう」
その思いが当時はそこかしこ飛んでた鬼火を呼んだのでしょう
「おっ いい体があるぜ しかも子供だ」
「無念だろうなあ」
「みんなで入れば完全な鬼になるかもしれないぞ」
鬼灯「それが私です」
そしてそのまま木霊さんに導かれあの世へ来たのです
木霊「アレ?鬼がいる。どっから来たの?黄泉はあっち」
唐瓜「へぇ〜〜」
茄子「じゃあさ、瓜美様は?」
貴方「私も同じ村に居たんですけど鬼灯が生贄された後に流行りの病で死んで鬼火が現れましたね。
その後は鬼灯と一緒で木霊さんに導かれあの世へ来たのです」
唐瓜「そうだったんですね」
閻魔「ワシ、その頃一回鬼灯君たちに会ってるんだよね」
閻魔「まだワシが王になる前」