第42章 神代あの世革命

閻魔「黄泉改革案の署名を集めて女王イザナミに提出しよう」

閻魔「おっ、坊や達、何かあの世で困ってることはない？」

蓬「亡者がやりたい放題だよ」

閻魔「やっぱりそれが一番困るよねぇ」

丁「…黄泉をいくつかの地域に分けて亡者の行いで住む所を決めては？」

貴方「後、亡者が犯した罪によってそれなりの罰を受けさせるのはどうでしょう？」

閻魔「…なるほど…へえ〜……君たち名前は」

丁「丁です
ヒトと鬼火のMIXﾐｯｸｽです」

貴方「瓜美です
私もヒトと鬼火のMIXです」

閻魔「丁って｢召し使い｣のことじゃないか
改名しなよ
あ、鬼火に丁なんだから｢鬼灯｣てのは？」

丁「ひげひげ」

閻魔「ぐっぐフゥ
何、この子」

閻魔「もうあと100年もすれば黄泉は変わるよ
みんな手伝ってね」

丁「（…鬼灯、採用）」

そしてその後

日本のあの世は変わるんだ

言い出しっぺのワシが王となってみんなの意見をまとめたんだ

鬼灯「私は中国で裁判制度を学びました」

唐瓜「そうだ！
鬼灯様ってその頃から補佐官だったんじゃないんですか！？」

鬼灯「最初から私が補佐官だったら地獄はもっと厳しいものになっていたかもしれません」

鬼灯「私は二代目です
まァ、瓜美は第二補佐官の初代ですけど」

貴方「初代補佐官は元黄泉の女王伊邪那美命です」

唐瓜「.....そのイザナミさんが初代補佐官？」

鬼灯「そうです」

閻魔「元女王をむげな扱いには出来なくてね....
なんとかNo.2の立場に甘んじてもらって......
ただねえ〜......仕事はテキパキやってくれたけど......」

イザナミ「ついにあの世が現世の奴らに裁きを与える時が来たあぁぁ〜〜
見てろイザナギめ 理不尽な地獄をめいっぱい作ったらあ〜〜」

閻魔「.....余計な地獄もいっぱい作っちゃったんだよね」

貴方「ただならぬ私怨があったようです」

閻魔「だからもう少し落ち着いたら別の補佐官にしたいと思ってた時……」