第40章 ※ 反抗期
貴方「卯灯、クマ出来てるよ?ちゃんと寝てる?」
卯灯「五月蝿いです!」
私は、カッとなって母を突き飛ばしました
「何やってるんです?卯灯?」
卯灯「父さん…」
鬼灯「早めに仕事が終わって、帰ってきてみたら…何、母親を突き飛ばしてるんですか!」
私は…父に叩かれました
鬼灯「文句があるなら私に当たりなさい!
幾ら、子供でも瓜美を傷つけるのは許しません!」
そして、父は母に駆け寄りました
鬼灯「瓜美、大丈夫ですか?」
瓜美「うん、大丈夫だよ」
鬼灯「卯灯、反抗期なのは、わかります
ですが、母親に当たって言い訳ではないのですよ」
卯灯「はい……」
鬼灯「なぜ、瓜美を突き飛ばしたのですか?
詳しく教えてください」
卯灯「…」
鬼灯「言えないんですか?」
卯灯「母さんの心配ごとが五月蝿く、ついカッとなって……」
鬼灯「そんなことで瓜美を突き飛ばしたんですか?」
卯灯「はい……」
鬼灯「親が子を心配するのは、当たり前です」
鬼灯「瓜美は、貴方が寝不足気味なのを心配してるんですよ?」
鬼灯「それが“五月蝿い”なら、そう言われないようにしっかり管理しなさい!」
卯灯「はい……」