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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第37章 地獄定例会議


鬼灯「プラスもう一つ 同じく叫喚地獄の「分別苦処」という所の刑罰についてですが......「殴られ蹴られ説教される」.......何でここはほんのり優しいか!?」

貴方「最も軽い等活地獄ですら「焼く」「切る」とかなのに「説教」て!」

「.....何で急に理性に訴えんだろ」
「.......さあ」

柿助「ねェねェ ところで前から不思議だったんだけどさ 「食べ物の恨み」なんて言葉があるじゃん?」

シロ「あるね 俺 自分のご飯をルリオが食ったらルリオを食っちゃうかも」

柿助「そのくらい食べ物ってトラブルの元なのにさ何で「食べ物に関する地獄」って一つもないの?お酒の地獄はあるのに」

鬼灯「それはですね」

柿助「あっスミマセンッ」
「.....地獄耳」

鬼灯「これも説明しておきましょう。食べ物に関する罪というのは多いです。世の中で一番多いと言って良いかもしれません」

貴方「あまりに多いのでこれは「餓鬼道」という機関にお任せしています。「餓鬼道」は地獄に近いものですが、地獄の272部署とは全くの別機関です」

貴方「地獄の罪の総合デパートなら餓鬼道は食べ物罪にだけ特化したこだわりの店といった所です」

シロ「地獄がデパートだったら面白いね」

柿助「動くでかい動物が屋上にありそう」

芥子「.....」

~エレベーターガール 芥子ちゃん~

芥子「B4 鬼のパンツ売り場 B6 美容室では縮毛矯正が20%OFFでございます」

タヌキ「お酒売り場何階ですか〜〜」

芥子「テメエェェェェェ 何行けしゃあしゃあとデパート来てんだボケナスがあぁぁぁぁ」





芥子「剥製の信楽焼にしたらぁ〜〜〜」

柿助「この兎さん どうしたの?」

シロ「.....さあ.....」

男性の獄卒が手を挙げる

「はい」

鬼灯「はい どうぞ」

「私は「受鋒苦処」について一つ提案します。ここの定義はお布施に限らずもっと広くていいと思います。例えば.......」

「マジイラネ〜」
「彼氏 センス最悪だね」
「売っちゃえば?」

「こういう女も堕ちていいだろ!まァ確かに「男の独断セレクトプレゼント」は惨事になることもあるけども!!
スミレ.....畜生 スミレの奴....!」

鬼灯・貴方「スミレとの間に何があった」

「2人してきかないでください」
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