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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第36章 マニアと非マニアの温度差


唐瓜「審査員が男と女とオカマか......」

鬼灯「公平でいいじゃないですか」

貴方「さて じゃあ審査本番まで宣伝が必要です。すみませんがコレ着てその辺歩いてもらえませんか」

茄子「いいですよー」
唐瓜「楽屋まで入れてもらっちゃったし」

貴方「この着ぐるみ、私には小さすぎますね」

マキ「ねェ模擬店とか見たーい」

「えっ う〜ん......でも人多いしちょっと心配だな」

鬼灯・貴方「......」

貴方「.....マキさん身長いくつですか?」

マキ「?153センチですけど」

鬼灯「あ じゃあ着れますよ」わ

マキ「?」

マキ「(アイドルって何だろ.......)」

桃源郷

桃太郎「うわっ 怖い
この着ぐるみ」

桃太郎「こんな大会あるんだ」

桃太郎「この着ぐるみって鬼灯さんと瓜美さんが育てるアレですよね?」

白澤「…え 何が…
わぁ 変なの
でも中の子女のコだね」

桃太郎(…この人たまに頭いいのか頭おかしいのかわからなくなる)

桃太郎「…白澤様って誰か一人と結婚しようと考えないんスか」

白澤「僕がまともに結婚できると思う?」

白澤「僕は女のコに一度でも「結婚しよう」なんて無責任発言したことはない
ひっぱたかれても正面きって「僕と遊んでください」って言う
それが誠実ってことだと思う」

桃太郎(何ていい目してやがるた)

白澤「それよりホラ
コレが金魚草の枯れたヤツ」

桃太郎「ひあぁぁぁぁぁ」

白澤「生薬だよ
今から煮つめてエキスを抽出する」

桃太郎「え 何に効くんスかコレ…」

白澤「滋養強壮のサプリメントになる」

桃太郎「強壮というか
変なテンションになる成分なんじゃないですか!?」

白澤「さあ〜ねえ〜〜
ただ疲労にてきめん効くから今売れてんだよ
大丈夫
副作用はないよ」

白澤「別にこれの飼育に興味はないけど売れるものは売らなきゃ」

桃太郎(…天国って何だろ)
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