第34章 賽の河原の攻防
鬼灯・貴方「__閻魔大王は甘いです」
貴方「地蔵菩薩の派遣が頻繁すぎやしませんか?」
鬼灯「最近じゃ子供がすぐ地蔵様にすがりつきます」
閻魔「イヤ〜まあねェ......でもさアあんな小さくして亡くなっちゃったことを思うとね〜........」
鬼灯「お疲れ様です」
地蔵「鬼灯殿と瓜美殿は相変わらずお厳しい。一方で閻魔大王はお優しい。どちらも大切です。私は大王の化身であることを誇りに思いますよ」
シロが来て、地蔵の中身を見ようとした
貴方「あっ コラッ!」
シロ「石じゃない?」
地蔵「あれは私を象った石像ですよ」ヨシヨシ
シロ「大王様の化身てどういうこと?」
鬼灯「地蔵菩薩と閻魔大王はセットなんです」
貴方「十王はそれぞれ「アメ」と「ムチ」の顔を持っています。その「ムチ」の方が十王「アメ」の方が菩薩や如来と思ってください」