第34章 賽の河原の攻防
賽の河原
「わあっ鬼だ」
「また崩しに来た!」
獄卒「許せ 俺だって辛いんだ!俺にも家族がいるし 給料が欲しい」
「やめろよォォ これじゃいくらやっても終わりがない」
「児童虐待はんたぁ〜〜〜い」
「教育委員会に訴えるぞォ〜〜」
獄卒「オマエら永久にここから出さんぞ ホラッ また積み上げろ」
「わぁ お地蔵様だ」
お地蔵と一緒に鬼灯と瓜美が来た
地蔵「えぇ。今日はこの3人が現世へ卒業します」
鬼灯「貴方がたはまだここで修行です」
「「「「「えー」」」」」
貴方「「えー」じゃないです」
「パパに.....」
鬼灯「言ってみろ」
鼻に思いっきり指突っ込んだ
鬼灯「子供が生意気言うのは仕方ないですが その度に注意していかないと!!これでも甘いほうですよ地獄では!」
「ごべんなさい......」
鬼灯「分かればよろしい」
貴方「いいですか?子供である貴女がたは転生を待つ間ここで修行をします。「地獄は酷すぎるかといって簡単に天国へ送る訳にもいかない」からです」
鬼灯「ジェンガ積みにも耐えられないようでは現世でやっていけません。きっちり修行してもらいます」