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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第33章 お山の泥沼姉妹


«ねェ、そこさァ~~もうすぐ友達来るからどいてくれる?»

«えっ…?あ…ハイ、スミマセン»

«アンタさァ~~調子こいててマジキモいんだけど。山田君としゃべるのやめてくれる?»

«…………はあ…»

«続いての再現VTRは東京都の…»

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「OL100人にききました!
 アナタの職場の怖~い先輩!~PART3~」


テレビを観ながら昼食を進める。

鬼灯「…見た目がイジメの種になるというのは残念なことによくありますが女性は特にその傾向が強い……そんな印象がありますね」

貴方「女の諍いに殿方はなるべくおかかわりにならないことですよ。拗れますから」

鬼灯「.....そういうものですか」

お香「鬼灯様でもわからないことってあるわ。女のことはね」

?「ホントに難しい問題です.....」

鬼灯「木霊さんじゃないですか」

お香「コダマ?」

木霊「ハイ 木の精です。あの世の入り口で亡者を見守る山神の一種ですよ」

貴方「山はあの世とこの世の入口ですから地獄へも簡単に来られるのです」

お香「可愛い坊っちゃんねぇ」

木霊「よく言われますがこれでも貴方より年上ですよ」

お香「あら」

鬼灯「木霊さんがここまでいらっしゃるのも珍しいですね」
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