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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第33章 お山の泥沼姉妹


「山の神様山神様~~」

背中に「祭」と書かれた男性がしめ縄を巻かれた大木の前で拝む。

「今年もオコゼをお供えします。どうか山の安全と豊穣を……」

大木に寝転がって小枝をパシパシ叩く女性。

「…………。あ~~~」

「美人が山入ったら大木倒してマジ殺す!醜女はよし!イケメンは尚よし!!」

この風景を遠くから覗く小さな影。

「(………………。…ああ……)」
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