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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第32章 中国現世に妖怪が広まった訳


白澤「それが黄帝。向こうはラッキーだよ。為政者としてはさ」

※白澤は病魔除けに加え優れた王の治世に現れると信じられていたので為政者は身近な所に白澤グッズを置いたという。

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黄帝「これが噂の神獣白澤…ちょっ…墨持ってきて!白澤拓取るから!!」

白澤「ええ、ちょっと待ってそれは何魚拓みたいなもの!?」

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白澤「それは嫌だったからかわりに一万千五百二十の妖怪についてゲロって逃がしてもらった」

桃太郎「コイツ妖怪界の最凶裏切り者じゃねーか!!!」

白澤「だってへべれけだった上男の兵に囲まれてグロッキーもいいところだったんだもん。なんか「漢」な部室を100倍濃くしたような臭いがした……」

鬼灯「そのまま倒れて剥製にでもされてしまえばよかったのに」

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[しかも黄帝ときたら……]

黄帝「よし、では妖怪一つ一つを記録したいから描け」

白澤「え~~~全部?」

黄帝「全部」

中国の妖怪「キョンシー」、「太歳」を描いたが結果は察しの通り。

黄帝「オイ、国で一番の絵師を連れてこい!コイツまるで使いものにならんぞ!」

従者「……瀕死のアメーバすか…?」

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白澤「人が誠心誠意こめて描いたものを見切るかね!?ヘボ皇帝!」

鬼灯「英断だと思いますけど」

貴方「貴方の絵、ですとね……」
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