第32章 中国現世に妖怪が広まった訳
さて、こうして出来たものが白澤図。妖怪図録のようなものである。
後々、白澤=厄除けとして定着し日本でも江戸の頃お守りになったりした。
白澤「しかしなんであんなに酔っ払ってたのかな?…う~ん……覚えてないや」
桃太郎「…ところで改めて考えてみると4千年前って凄いですね。その頃、鬼灯さん、瓜美さんは何してました?というかいました?」
鬼灯・貴方「いましたよ」
鬼灯「あの頃、日本はゴタゴタしてましたねぇ。あの世の制度を整えるために黄泉中がてんやわんやでした。多くの神々がインドや中国を巡ってあの世の研究をしていました。私も当時は中国へ行って崑崙山から豊都から色々見て回ってましたね」
瓜美「私は地獄に居ましたよ」
桃太郎「何か満喫してません?」
鬼灯「あ…そういえば……」
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四千年前・中国__
鬼灯「…なるほど。裁判制度を設けるというのはいいかも……おや」
木の上で寝ている(酔っ払っている)人を発見した。
鬼灯「ニーハオ」
「ニーハオ。アレ、ここいらじゃ見かけない顔だね?」
鬼灯「私は日本の鬼神です。コレコレシカジカで各地を巡っています」
「フ~~ン。日本か。あそこもなかなか可愛い女神がいっぱいいるって話だね」