第3章 心配性*紅明*
『……さ、さーてと、明日も早いですからもう寝ますね。お休みなさいませ、紅明様』
明「え、えぇ、………いや、ちょっと待ってください」
『なんです──んっ?!』
振り向き様に、琴の唇を奪う。
先程の様に指を間に挟むのではなく
直撃で。
口を離すと彼女の顔がはっきりと見えた。
林檎以上に、真っ赤だ。
『っ?!?!///こ、紅明様っ……?!//』
明「……こうすれば、頑張れるのでしょう?」
『///あ、そ、それは~………その……あ、ありがとうございます……///』
明「クスッ……いえ、愛しているんですから当然です。……頑張ってきてくださいね、琴」
『!は、はい!』
帰ってきたら、これ以上の事を……
してあげますよ。
─END─