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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第2章 ♡アラブの王様に飼われるお話♡





「怖い夢でも見たのか?さぁ、おいで」

「ライールさま……きゃ!」



急にふわりと抱き上げらる、夢乃は思わずライールにしがみついた。

そしてそのままライールのベッドへと横になる。



「大丈夫。怖い夢は私が追い払ってあげよう」



そう言ってライールは夢乃を強く抱き寄せて、頭の上でピクピクと震えている猫耳に口付けをした。



「んっ……」



歯は立てずにやわやわと唇で耳を食まれた夢乃は、ビクンと身体を震わせて、耳から伝わる甘い感覚に戸惑う。



「あ……ん……ふ、ぁ……」



無意識に夢乃の瞳がとろりと蕩ける。

気持ちが良くなって睡魔が襲う。

コテン、と小さな頭がベッドに沈み込むと、スゥスゥと子供のような寝息が響いた。



「おやすみ。私の可愛い夢乃」



ライールが唇を放せば、耳の内側が薄桃色に色付いている。



「早く私に落ちてごらん。そうすれば怖い夢を見ることもなくなるよ。お前はただ、私に甘やかさて愛されていればいい」



そう優しく夢乃を撫でるライールの表情は、笑みの中にひっそりと狂気を含んでいた。



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