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【鬼滅の刃】ウタカタノ花~血戦編

第6章 二人の少女<壱>


「そんなあんたの心を見て見ぬふりをした、あたしには大きな罪がある。みんなを死なせてしまった事は、まごうことなきあたしの責任。だから――」

私は鬼殺隊士として、尾上絹の親友として、上弦の鬼であるお前を必ず殺す!!

汐は刀を構え、大きく息を吸った。毒霧が身体に入り込み、微かな眩暈を起こすが構わない。

「行くよ、絹。――海の呼吸・拾壱ノ型」

汐のさざ波のような呼吸音が、あたりに響き渡った。
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