第1章 合コン行ったら元カレにバッタリ遭遇したお話
頭の中にある脳がぐるぐると廻ってるような感覚。。
吐き気と胸焼けと頭痛のトリプルアタックに最悪の気分だった。
飲みすぎたようだ。そうだろうな。悟程ではないけれどお酒に強いわけではないのに、その場をやり過ごそうと一気に飲み続けたのがいけなかった。
先程から感じる心地よい揺らぎに少しずつ意識が浮上する。少し肌寒くて密着していた温もりをぎゅっと抱き締めれば嬉しそうな声が頭上から聞こえくる。
…?なんでずっと私揺れてるのだろう。揺れてるというよりかは、突き上げられてるようなそんな感覚。
耳を澄ませると、厭らしい水音も聞こえてきてまだ微睡んでいた思考は一気に覚醒した。
「あ、やっと起きた~おはよう全然起きなかったから、ちょっとお前の体借りてるからね…久しぶり過ぎて、全然性欲が止まらないやー
こんなに出るもんなんだね、あはっ俺ってまだ若いー」
『っ…あ…ひゃ…ちょっとっ…んあ…何してるの!!』
「何ってセックスだけど、久しぶりに会うんだからちゃんと確認しなきゃね、お前が浮気をしていないかどうかをさっ!」
そういって、更に膣内の奥底を抉るように突き上げた悟にプシャッと勢いよく愛液が飛んだ。
悟の衣類が私の愛液でじんわりと濡れるのを視界の端に映りこんで
羞恥心でどうにかなりそうだった。
久しぶりの快感。悟に開発された身体は、すぐに快感を広い集め
すぐに絶頂へと達してしまう。
触れられる度に子宮が疼くこの体は悟なしでは生きていけない程
既に彼の手に染まっていた。
なら、どうして別れたのかというと彼の嫉妬深さに疲れたからだ。
他の人と一緒にいるだけで男女問わず嫉妬され、毎日電話をしないと不機嫌になり任務をサボってまで私に会おうとする。
その日あった出来事は逐一報告。
そんな彼の監視と執着に疲れてしまった私は、悟が長期出張したその日に引っ越し連絡手段を切ったのだ。