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【進撃の巨人】月と青い鳥

第8章 いたずらっ子



体を綺麗にして部屋に帰ったら抱く…その言葉に少しだけ性欲が押さえられた


洗い場に連れていかれるとシャンプーを手で泡立てて丁寧に髪を洗ってくれた 体の方もタオルで石鹸をよく泡立てからその泡を手に取り優しく全身を洗われる

性欲がMAXな私には拷問のような時間で下半身の部分を洗う時にリヴァイが 「すげぇ…濡れてんな」と声に出すくらいだった

洗ってるのか汚しているのか分からない位になってしまい 体や頭を冷やす為に私はリヴァイからシャワーを奪い冷たい水を浴びて気持ちを沈める


私もリヴァイの体を洗いたかったけど濡れた肌が色っぽくて押し倒しそうになったから止めた

冷たい水で体温が下がると頭も性欲も冷めてきていつもの自分に戻ってきた


「やっといつもの顔になったな…」


冷静になった私を見てリヴァイも安心していた


先に脱衣場に戻ろう立ち上がったら 蒸気のもやがゆらりと揺れる



「誰かいるのか?」


この凛とした声は…


「エルヴィン?」


「カナコ!こっちは男…いや 私は間違えてたか?」


いつも澄ました顔のエルヴィンが私の顔と裸体を確認した瞬間に 目はパッチリと見開き首まで肌が赤く染まっていく


私はさっきまで性的に興奮していた状態から冷静さを取り戻していたからなのか

それともエルヴィンが初めて見せた慌てた表情が可愛かったからなのか

私は慌てる事なく体を洗ったタオルで体隠してエルヴィンの体を見つめた

いつも制服に包まれているエルヴィンの鍛えられた体は裸になっても筋肉がとても綺麗で…


「エルヴィン…背中の筋肉も見たいなぁ…」


「はっ?」


「悪い…誰もこねぇと思ってカナコを連れ込んだ ここは間違いなく男湯だ」


リヴァイが私とエルヴィンの間に立ちエルヴィンから私の体を隠した…というより私の目からエルヴィンを隠した 身長差があるから見えるけど…

「カナコ脱衣場にいって服を着て待ってろ」


筋肉に見とれている私の腕を掴んだ


「待て…脱衣場にはミケがいるぞ」


「どうした?誰かいたのか…」


エルヴィンの後ろにはミケがいてミケも私とリヴァイに気付いて驚いている


「ミケの筋肉も…凄い素敵…」


「カナコ早く脱衣場に行ってくれないか?」


2人の綺麗な肉体美に見とれている私にエルヴィンの方が背を向けてしまった


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