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【進撃の巨人】月と青い鳥

第7章 調査兵団



自分の署名をしてない書類が数枚と要望書の内容が1枚分足りないみたいで肝心な事が伝わらない内容になっていた

「署名の書類は読んでますよね…」


「あいつは変人だが 嘘はつかないからな…ただの記入もれだろう」


それから私はハンジを捜す旅が始まった

今日に限って執務室にモブリットも居ない 資料室も空振り…もしかすると風呂に入ってるかもと思ってたけど居なかった

食堂に行くとミケがいた

「どうした?元気がないな」

「ハンジが何処を捜さしてもいない…団長に書類渡さないといけないのに…」


「エルヴィンもハンジを捜していたぞ エルヴィンに聞いたらどうだ? 今は確か執務室にいるぞ」


「ありがとう 行ってみるね」
























。。。。。。。。。。



イザベルが馬を走らせながら立体起動で木に飛び移り また馬を呼び寄せてから立体起動を使い馬へと飛び乗る


指導をしていた女の団員は素直にイザベルを誉めていた

俺達が地下の出身だと影で悪く言われたり あからさまに避ける奴もいる

「地下で生きていくのも大変だったでしょ?」

「…俺は地下街でも下の階層生まれだからゴミまみれだったんだ でも兄貴達とカナコに出会ってからは地下街の生活も楽しかったぜ リヴァイの兄貴は地下でもかなり強いし カナコはスゲー可愛い!」



馬上で手綱を握りイザベルは歯を見せて笑っていて 団員も一緒に笑っているのが見えた



「…ちょっとちょっかい出したら俺の仲間も全員あっという間に返り討ちにあって それ以来つるんで悪さばかりして…リヴァイはリーダーに祭り上げられて迷惑してたんじゃないかな」


「そんなに強いのか?」

「試してみてもいいですけど…責任はとりませんよ俺は」


バーカ お前達みたいな地上の人間は生温く生きてんだよ 地下街のゴロツキは地上の比じゃねぇよ 光の無い世界の闇がどんなに深いか…
そこで一目置かれていたリヴァイの底知れなさは俺だって未だに怖えーんだよ


「リヴァイに勝てるのはカナコぐらいですよ」


先輩の団員が慌て腰を上げた


「休憩は終わりにしないとな…エルヴィン分隊長が見てる」

幹部棟の3階を見るとエルヴィンがこっちを見ていた


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