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現代に降り立ったカラ松くん

第9章 これが正解? (最終話)


「ん……。」

意識の中で目を覚ましてしまった。まだ目は開けていないものの、自分はしっかりと起きている感覚を今味わっている。すごく長く寝た気分だと思った。瞼の裏から陽の光が入ってきているのがわかる。ゆっくりと目を開けると、木造のしっかりした作りの天井が目に入った。

いつもの自室ではないことと、そういえば、昨日カラ松と一緒に、この世界に来たことをぼんやりした頭で思い出す。

ゆっくり、大きく背伸びをしようとうーんと腕を伸ばそうとするとジャラ……と嫌な音がして、腕が上がらないことに気がついた。

「えっなに!?なんで!?」

寝ぼけていた頭が一気に覚醒していく、良く見たら、私の体はなに一つ身に付けられておらず、毛布がかけられているようだった。

体を起こそうとするも体を拘束されているみたいで、起き上がることができなかった。

「えっなんで……。」

恐怖で目の前が霞んでいった。なにをされたかなんて一目瞭然だった。陰部はなぜか濡れていたし、ヌルヌルして気持ちが悪い。あたりを見回しても誰もいなく、私は何者かに強姦されていたのかもしれないということに気がついていた。
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