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現代に降り立ったカラ松くん

第5章 目の前にあなたの顔



「カラ松じゃあ行ってくるね。」

「いってきますのチューはしてくれないのか?」

「あ、え!わ、わかった!ちょっと屈んで!はい、もう!!これでいい?」

「あぁ、いってらっしゃい。」

 嬉しそうに少し微笑んでいるカラ松を尻目に私は会社に出かけた。今日は1週間の有給が明けていやいや会社に向かっているところだ。そういや今週ずっと1週間はカラ松とだいぶ仲良く慣れた気がする。遊園地にいった時もすごく楽しかったし、カラ松は料理の腕が上がっているのが大抵の料理はアプリを見ながら1人でこなせるようになっていた。あと……エッチも上手くなってたし。私はこの幸せにタイムリミッドがあるのもすっかり忘れて、カラ松との生活を楽しんでいた。



「さてと、ハニーも出かけたし、俺も一服してから部屋を片付けるとするか。」



「痛ぁっ!なんか刺さったぞ?なんだこれ。」

 カラ松の頭上に何かの紙が落ちてきた。しげしげとその物体をみてみる。白い封筒のようなものに何かが入っているのが太陽にすかしたら見えた。

「これは手紙か?」
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