第3章 夜勤に行きたくない。
カラ松サイド
俺はなぜあんなことをしてしまったのだろう。帰ってくるなりみちるが俺に抱きついてきて、疲れたようですぐに眠ってしまったから布団に運ぼうとしたらみちるが「カラ松帰らないで。」という声だけを聞いた瞬間みちるに思わず、本当に思わず。キスをしてしまった。俺もこんなに求めてしまうのは訳がわからなかったが、今までのことを思い出していたら、頭がぼーっとなって抱きついているみちるが可愛くて、嬉しくて、布団に押し倒して、気がついたら、みちるの胸を揉んでしまっていた。寝ている時の声も可愛くて俺は必死に胸だけを揉んでしまっていた。
しかし、それはないだろう俺!同意を得ないで行為をしてしまうところだったのかもしれない。きっと俺にはみちるの魅力が眩しすぎるんだと思う。一ヶ月と言わず、早く出てしまった方が彼女のためになるかもしれない。でも彼女は帰ってほしくないという。もしかして彼女もやっぱり俺のことを好きになってくれているんではないのか?
それにしても、彼女はすっかり寝てしまったからいいが、俺のマグナムはずっと天を向いている。これを彼女に見られなくてよかった。しかしもう限界だ。
「あっ……はあっ…..っ」自身をもち上下に扱く、みちるの寝ている姿は本当に可愛らしい。人様の家でしかもみちるの隣で抜くなんて最低の行為だと思ったが、俺はすでに限界を迎えていた。彼女の胸が上下するのを見ながら、先ほどまでの手の感覚とみちるの声を思い出す。「はっ……はっ……はっはっ」手のスピードをさらに早くする。俺はすぐに限界を迎えた。「あっ……うっ!」それでもすぐに大きくなってしまう自身に、もう無理だ、と思いながら、微睡んでいる意識の中で寝ている彼女の手を使わせていただく。
「ああっ……っ……これは良いな」自分でやるのとは勝手が違う。そんなことを思いながら、行為を続ける。みちるは寝息を立ててすっかりと夢の中のようだ。彼女の手と俺の手を一緒に合わせて自身を扱く、みちるの柔らかい手つきに男の手の感覚と全然違うものを感じた。感じたことのない感覚にすぐに俺は達してしまった。