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仮面ライダーエンゼルエルフ

第3章 ファーストキスという名の異変


 それからあっという間に4ヶ月は過ぎ、いじめも士のお陰で完全に無くなってから3ヶ月半の夏休み初日。今日も門矢写真館へと足を向けている姫。「姫P、待っていた」「士君?でも、今日、教師全員の研修なんじゃないの?」そう言って姫は後ろを振り返る。そこには海東が居た。「海東さん?!酷い!士君に成り済ますなんて!」海東が左肩の傷を開きそうな力加減で掴む。「君こそ、酷い。朝っぱらから士のいいづけどおりに掃除しに来て、そこは偉いけど、僕から士を奪ったこの気持ち。どうにかしてくれる?それに、此処の上、僕の家なんだ。痛め付けてあげるね」海東の歪んだ笑顔で姫は危険を察知したので、士が帰って来る夕方までの時間稼ぎがてら、家に一旦帰る事にした。その間、海東は追い駆けて来ていた。
 〈山下邸・姫の部屋〉部屋に入るや否や、姫は直ぐ様布団の中に隠れた。夕方まで頑張って隠れた姫。士に布団を引き剥がされて夕方だと気付く。「おい、海東に邪魔されたのは分かるが掃除しろ」士にそう言われ、門矢写真館に戻って、掃除をした。
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