第3章 先輩【※冨岡義勇】
「……外し方がわからない。」
そう言われて、陽華は渋々ながらも、後ろのホックに手をかけた。フワッとブラジャーがズレると、義勇は中心部分を掴み、上に擦り上げた。
プルンと音を立てそうな勢いで、2つの果実が露わになると、その綺麗さに義勇の唇からは感嘆のため息が漏れ出した。
確かに男子生徒達が騒ぐだけある。そこそこの大きさの、形の良い2つの膨らみ。
そして中には、白い肌に映える、色素の薄いピンク色の先端。
思わず暫くの間、見とれてしまった。
「あの…、そんなに見ないでください。恥ずかしいです。」
恥ずかしさに顔を背けると、後ろから回された義勇の手が陽華の胸を、そっと鷲掴みにした。
「きゃっ!……見るだけだってっ!」
「最初から触っていいって、ことだったろ?」
「それって…屁理屈…、」
義勇は陽華の言葉を無視して、優しく乳房を揉みしだいた。
(…さらに、柔らかい。)
ブラジャー越しなんか、比べられないくらいに柔らかい生の感触に、義勇は驚いた。
フニフニと揉んでは、その形を自在に変え、突けば、ふるんふるんと優しく揺れる。
(やばい、これは止まらない。)
「やぁ…、先輩…、もう…その辺で…、」
そう言って震える陽華の胸を名残惜しそうに揉みしだき、そろそろ辞めるか?と思っていた頃、揉みしだく手のひらに、固くなった突起物が当たった。