第2章 情欲【※不死川実弥】
ベッドまで辿り着くと、実弥は陽華を優しく降ろし、その上に覆いかぶさった。
深く唇を重ねながら、シャツを脱がし、手慣れた手付きで、ブラのホックを外すと、フワッとズレた下着から、たわわな果実が姿を現した。
実弥はその果実を手の平で優しく包むと、その感触を楽しむように揉んでいく。
唇は絶えず塞がれ、陽華の鼻から、熱を帯びた吐息が吐き出された。
「んふっ…、っ…ふ…んぅ!」
実弥が唇を離すと、陽華は蕩けそうな顔で、実弥を見つめた。
「待ってろ?すぐに下も、トロトロにしてやっから。」
実弥はそう言うと、陽華の首筋に口づける。すると、陽華が恥ずかしそうに呟いた。
「……引かない?もう……トロトロなんだけど。」
実弥が驚いて、顔を上げて陽華を見た。
「キスだけでかァ?えっろいなァ、お前。」
「それはっ、……私も欲しかったって…コトでしょ?」
そう言って顔を赤らめる陽華に、実弥の顔も高揚した。
(あーもう!!クッソ可愛いなっ!)
「…だから、もう、」
強請るような視線を送る陽華に、実弥は楽しそうに微笑んだ。
「慌てんなァ。もっとお前の身体、しゃぶり倒してからだァ。」
「……言い方が、エロ親父みたい。」
「うっせェ、抱き潰すぞ!」
そう言いながら実弥は、陽華の首筋に、再度舌を這わした。
さっき、一発抜いといてよかった。
下半身は少し疼きはするが、久しぶりの陽華の身体を、堪能する余裕が出来た。
実弥は柔らかな果実を片手で鷲掴み、揉みしだきながら、首筋に這わせた唇を耳元へと移動させた。