第9章 睡眠【※不死川実弥】
(やべェ、たまんねェ。……つか、コイツ、またデカくなったんじゃないか?)
その大きさを確認するように、手の平全体で擦るように、さわさわと輪郭をなぞっていく。
その掌に先端が触れると、陽華の身体が小さくビクッと震えた。
(コイツ、寝てんのに反応してやがる。)
実弥はニヤッと微笑むと、指先で固くなった先端を何度も擦って、刺激した。
「んっ…っ…、」
陽華が小さく動き、その鼻から荒い吐息が吐き出されると、実弥は欲望がさらに高まってきた。
「……やっぱ、生で見てーよなァ?」
イケナイと思いつつ、勝手に手が動く。ゆっくりと布団を捲り、上半身を露出させる。
浴衣の帯を緩め、前を開くと胸を覆った布地が見えた。実弥がそれをずらすと、二つの大きな膨らみが、プルンッと音を立てそうな勢いで姿を現した。
少し大きめの果実に、上向きの桃色の先端が、蛍光灯の光の元に露わになると、実弥の下半身が痛いくらいに反応した。
別に無理矢理やってるわけじゃねぇ、少しだけ、おかずになってもらうだけだ。
そんなことを頭の中で言い訳しながら、隊服のスボンの中から、興奮で熱く膨張したモノを取り出す。
露出させた陽華の膨らみを片手で、揉みしだきながら、自身の棒を根元からゆっくりと扱いていった。
「んっ…、」
興奮で鼻息をが荒くなる。
こんなことしてるうちに、もし陽華が起きたら?…マジギレされそうで、怖い。でも、もう止めることなど出来なかった。
ぷるぷると果実を揺らし、指先で何度も先端を弾くと、ピンッと固くなった実が主張してくると、どうしようない欲望が湧き上がってくる。
(……食いてェー。)
実弥は四つん這いになると、大きな果実の突き出した先端を、優しく口の中に含んだ。
そのまま、チュクチュクと音を立てて吸う。時折、吸い込んだ小さな実の先っぽを舌先で刺激してやれば、陽華の身体が小さく震える。
「んふ…、っ…んっ…、」
呼吸が荒くなってくると、その唇から小さく可愛い喘ぎ声が漏れ出てくる。その声に興奮しながら、四つん這いまま、夢中で自分の竿を扱いた。
段々と快感が上り詰めてくる。実弥は顔を起こすと、荒い吐き出しながら陽華の顔を見た。