第1章 誕辰 義勇誕生日記念【※冨岡義勇】
義勇は気を紛らわす為、陽華の胸の先端の実に食らいついた。腰を動かしながら、口に含んだ実を夢中で舐め回す。
「ぁんっ…、そんな…責め…たら…、んあっ…もう持た…ない。…義勇っ!」
堪らずに縋り付く陽華を、義勇は強く抱きしめ、その身体を抱き起こした。
義勇の上に座ったような状態で向かい合うと、義勇は腰を下から激しく突き上げた。
「んっ…あっ…、激しい…、ぁんっ…、義勇…、ぎゆ…う…、」
最奥まで激しく突かれる衝撃に、義勇の身体に回した陽華の腕に力がこもる。
声を荒らげて、義勇を求めるように必死にしがみつく陽華に、義勇は堪らなく愛おしさを感じて、無我夢中で抱きしめ返し、その耳元で囁いた。
「っ…、陽華…好きだっ…愛してる。」
「…うん、私も…ぁんっ!…好き、愛してるっ!」
その言葉に反応して、追い打ちを掛けるように、義勇の腰が激しく動いた。
「くっ…はぁ…、もう…限界だ。陽華、お前の中で果てたい。いいか?」
義勇が懇願するように言うと、陽華は義勇を答えるようにしがみついた手にぎゅっと力を込めた。
「いいよ、出してっ!んっ…私の中…義勇で…いっぱいに…してっ!!」
義勇は陽華を抱き締めると、絶頂へと誘うように、高速で陽華の中のいいところを突いていく。それと同時に義勇の先端も擦れて、快感は頂点に達していた。
「うっ…ダメだ、出る…、お前の中、気持ち良すぎだ…、」
「んぁっ…私も…、んぅあっ!!」
陽華の身体が大きく仰け反ったと同時に、内部に義勇の熱い液体が注ぎ込まれた。気が狂いそうな快感に、義勇は我を忘れて、陽華を強く抱き締める。
義勇は陽華の中に全て出しきると、ピクピクと震える膣内に二・三度、出し入れを繰り返した。そして名残惜しそうにゆっくりと自身を引き抜く。
義勇は荒い息を整えると、陽華の顔を引き寄せ、額を合わせて微笑んだ。
「陽華、今日はありがとう。」
「うん。義勇、お誕生日おめでとう。」
そう言って陽華は、義勇の唇にチュッと口づけをした。