第3章 宇宙海賊現る
マーベラスたちは変身し、ガレオンキャノンや船先の剣で攻撃
そしてゴーカイオーへ合体し、ザンギャックたちの艦隊を全て破壊した
『お疲れ様』
マーベラス「おう」
アイム「ありがとうございます」
ルカ「よし、このまま地球に直行だね!」
ハカセ「お宝ホントにありますよーに」
マーベラス「あるっての」
船はそのまま地球へ向かって行った
―――――
地面に錨を突き刺し、6人は建物の上へ降りた
そして拡声器を持った
マーベラス《邪魔するぜ地球人ども。俺たちは海賊戦隊ゴーカイジャー。俺はキャプテンマーベラスだ》
下には人がまばらに集まっていて、突然のことにざわついていた
マーベラス《この星には宇宙最大のお宝があるよな。大人しく在り処を教えな》
ルカ《隠すと為になんないよ!》
アイム「ダメですよルカさん。《ごきげんよう皆さん。では……そこの庶民の方》
「………??」
男性はキョロキョロと周りを見て自分を指差した
アイム《はい、あなたです》
「はい」
アイム《何かご存知ありませんか?》
「何も存じ上げません」
アイム《噂もお聞きになったことありませんか?》
「はっ、申し訳ありませんが、地球上で知る者はいないかと。ね?」
周りにいた人々も頷いた
アイム《あらまぁ……》
ジョー「どうも話が違うな」
ハカセ「ほらぁ〜!だから僕は何度も言ったじゃん!」
ガッ!
ハカセ「うっ……」
思い切り肩を掴んで揺らしたルカに肘打ちされた
ルカ「どうすんの、マーベラス」
マーベラス「うん………飯だな」
「「えぇっ!?」」
ジョー「ったく……」
ハカセ「でもこの星のお金がないよ!どうする気?」
マーベラス「ルカ!」
ルカ「え?」
マーベラス「指輪」
ルカ「えぇーーーー!?」
―――――
「これはすごい…!!1000万円で引き取らせて頂きます!」
6人は宝石店にルカの指輪を売りに来ていた
マーベラス「あぁ、そんなもんか」
ルカ「ったくもう〜……あくまで貸しだからね!?ちゃんと利子つけて返してよ!」
お金を受け取り、お店を探す
ハカセ「絶対返す気ないと思うなぁ」
アイム「えっ…?そうなのですか?」
ジョー「アバウトな奴だからな」
『返すの……見たことない』