第11章 獅子、走る
バウザー《何…!こうなれば…!ウオオオォ!》
ゴーカイオーに向かって走り出す
《《《ゴーカイアニマルハート!!》》》
ガオライオンの光線、ゴーカイオーの斬撃によってバウザーを撃破した
カケラが浮かび上がりの元へ
―――――
『お父さん……お母さん………』
部屋の中で片手と片足を鎖で繋がれていた
―――――
『……?』
短い記憶
しかし悲しさと寂しさは痛いほど伝わってきた
『何が…あったんだろう…』
この記憶の続きを……知りたいような…知りたくないような…
―――――
天空島から飛び立つガレオン船
アイム「ご機嫌よう、ライオンさん。また力を貸してくださいね」
ルカ「これでようやく4つ目の大いなる力ゲットかぁ…」
ハカセ「残り30個、まだまだ先は長いなぁ」
ジョー「しかしアイツ…なぜ急にその気になったんだ」
アイムとハカセは顔を見合わせて笑った
マーベラス「さァな」
『ちゃんとね、見てたよ、ガオライオン』
ルカ「見てたって?」
『みんなのこと』
アイム「やはり、ちゃんと見ていてくれたのですね」
『うん。私も、言った。みんなは、優しい人なんだよって』
ルカ「そっか。ありがと、」
ルカはの頭を撫でた
ハカセ「でも何でだけ落とされなかったんだろう」
アイム「確かに……それは謎ですね」
みんなはを見る
『私も…わかんない…』
マーベラス「……ハカセ、飯」
ハカセ「あ、うん、そうだね。準備しなきゃ」
アイム「手伝います、ハカセさん」
―――――
は見張り台にいた
ハカセ「?ご飯だよ」
『あ、うん。わかった』
ハカセ「どうかした?」
『ううん、今日の記憶が…ちょっと…辛かった』
ハカセ「そっか…。思い出すの…嫌?」
『ううん、みんながいる、から……でも…ちょっと、怖い』
ハカセ「そうだよね…。僕…何も出来ないけど…側にいる事はできるからさ、不安になったらいつでも言ってよ」
『うん、ありがとう。ハカセといるの、落ち着くから、嬉しい』
ハカセ「えへへ……食べよ!みんな待ってる!」
『うん』